第6回講座(3/5) 湯坂道
今回は金時山、のはずでしたが、残雪・凍結情報があり、湯本駅から湯坂道に変更しました。金時山は人気の山で、ルートも南側に限定して計画して、たくさんのハイカーとすれ違いながらグループ行動・マナーについてお話しようと思っていたので残念でした。湯坂道は長ーく高度を上げていくので寒いときにはいいなと思ったのです。でも、この秋には必ずまた金時山を企画しますのでお待ちください。
さて、9時になってにわかに活気づいた湯本駅を出発。橋をわたって、湯坂道に取り付きました。少し登っていくらか広いところでストレッチ。そうそう、ここは鎌倉時代の東海道・鎌倉古道なのですね。ときどき石段が顔をのぞかせます。湯本城址を過ぎて広い尾根をたどるようになると桜の木が出てきました。その季節にはきっときれいなのでしょう。高度をじょじょに上げていくと、せまくではありますが振り返って小田原や相模湾が望めるようにもなりました。
昼食後、上空には青空が顔を出しながらも雪が少しちらつきました。すると木々にくっついてまるで花が咲いているかのように見えました。「これが雪の華でしょうか!」という受講者の方々の感嘆の声! しばし、自然の偶然の造形に見入りました。そして、とうとう1つめのピーク・浅間山に到着。箱根の山を大きく正面に見ました。
さらに、鷹ノ巣山まで縦走していくと、天突き、鋭い様相の金時山も。
鷹ノ巣山を越えて芦乃湯まで下り、さらにお玉ケ池を経て甘酒茶屋に至ろうと進んだのですが、意外にもここで国道脇に除雪されて凍結していた雪に難渋してしまい、さらに芦乃湯の先の普通であればなんでもない散策路にも残雪があって行く手を阻まれたため、芦乃湯で講習を終了させてもらいました。ならば、とバスで一路小田原にいっきにくだり、早い時間からやっていた奇特な居酒屋さんで楽しく打ち上げをしました。
おかげさまで、これで朝日カルチャーセンター・横浜 神奈川の山に登ろう」第1シリーズ 6回が終了しました。第2シリーズは4月9日大山からスタートです。また、楽しく神奈川の山々を巡りましょう!まだまだたくさんいい山があります!!
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