第5回講座(2/6) 弘法山
今回は弘法山。オリエンテーリングコースを利用しての地図・コンパス実習でした。午後は雪もちらついて寒かったです・・・が元気に行ってまいりました! いつもの時間・9時に鶴巻温泉駅に集合。北口交番前の広場をお借りしてガイダンス・ストレッチのあと、9時半にスタートしました。初参加の方のリーダーで見事、1番目のポイントに到達。次のポイントに向かっていると、今回もありました!地元みかん。で、さっそく補給。
2番目のポイントの分岐路の一本は矢倉沢街道。それって・・・ そうそう、先月行った矢倉岳の登山口が矢倉沢でしたね いやー偶然。でも、次のポイントは街道とはちがうもう1本のほう。オカシイと思っている他のメンバーは、リーダーを残して足取り遅く・・・ しばらくして引き返しましたが、迷ったら確実なポイントまで、勇気を出して!戻ることが肝心ですね。
ときおり暖かい陽ざしがさすなか、左にみかん畑とその奥に吾妻山を見て尾根筋を登っていくと気持ちのいい照葉樹林帯になりました。散歩を楽しんでいらっしゃるような地元の方とも何組かすれ違いました。
気持ちいい尾根を進んでいきました。右を向くと奥には雪をつけた大山も見えました。晴れれば正面奥に富士山も見えるところなのですが。
弘法山付近のEポイントは山頂を越えて西尾根を下ったところにあり、昼食との兼ね合いで山頂を越えて行こうか迷いながら、結局小さくショートカットしてもらったのですが、到着後反省してみると、結局、そのときのリーダーがコンパスの指示方向で考えたように右に大きく山腹をトラバースしたほうが近かったようでした。コンパスの指し示す方角の正しさ!に感心・感心。
さて、山歩きのルートファインディングでとても大事な、山頂からの下り道も正しく見つけて、左下の八幡神社に至り、その後本シリーズで初めて雨具をつけながら、これまたルート取りの難しい山里・住宅地の中を菅原神社・極楽寺と順調にポイントをゲットして、最終のおまけポイント「鶴巻の大ケヤキ」で終了しました。読図の助けになるのは地形的にはピーク・鞍部・分岐点などですが、今回はほかにも人工物として「東名高速」「送電線」がよい指標になりましたね。
これは大きい!みなさんで手をつないで囲んでみました。
今回は地図・コンパスのごく基本的な使い方を学んでいただきました。忘れないように慣れるのが肝心ですから、これからいつも携行して、「目標地点への推測」をしてみましょう!ベテランの勘も大事ですが、登山・ボーダーのベテランが雪山で道をまちがえてしまうのも事実です。GPSのような便利な機器も普及してきていますがまだまだ信頼性ではコンパスのほうが優れているでしょう。特に環境・状況が厳しくなっても正しい判断ができるように習熟していきたいですね!
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