南八ヶ岳主稜線漫歩

一週間前に話が持ち上がり、カメラマンの友人の撮影に付き合って八ヶ岳を歩いてきました。初旬に降雪・-15度まで気温低下の情報もあり、アイゼンを持参したのですが、現地はポカポカ・無風ピーカンの好条件に恵まれました。

Simg_6577_2早朝唐沢鉱泉を発ち、稜線に出て雪をかぶった北アルプスや頚城の山の眺めに気をよくして、 ぐいぐいと西天狗・東天狗・夏沢峠・硫黄・横岳を越えて、午後3時に赤岳に迫りましたが初日はそこまで。写真中上に見える、小屋閉め1日前の「天望荘」に落ち着きました。

Simg_6582小屋はボリュームたっぷりの食事にお茶やコーヒー飲み放題のグッドなサービスで、談話室でもこたつとストーブであったまりました(その上、シーズン中には五右衛門風呂にも入れてもらえるらしい)。そして翌日早朝はこのような美しい朝日を迎えて心が洗われました。

Simg_6593東に広がる野辺山高原。その先に奥秩父連山や両神山が臨めました。ほかに日光・谷川・浅間の山々も。

Simg_6603今回の撮影の目的地は西天狗と赤岳、と最後に権現岳横にある「ギボシ」でした。降雪はほとんど融けてしまっていたので、久しぶりに権現を目指すことにしました。赤岳からキレットに落ちてせり上がっていくダイナミックな稜線が見下ろせます。遠くには雪をかぶった北岳・甲斐駒・仙丈岳が呼んでいます。

Simg_6627長くて急なルンゼを下って、キレット手前からノロシバ・旭岳・権現岳を見上げました。

Simg_6632小天狗・大天狗を従えて、勇壮な赤岳。となりには南稜を従えた阿弥陀岳もすばらしかったです。

Simg_6637ホーッ。険しい岩稜歩きの最後の正念場、権現岳手前の名物・長梯子ですね。ここではもう一度手袋を取り出して登りました。日陰でもあり途中で梯子を握って休むとじわじわと冷たさが手に沁みて伝わってきました。

Simg_6645権現岳を過ぎて「ギボシ」にて休息。赤岳・阿弥陀岳を振り返りました。両座の合間に、硫黄岳と横岳(そのまた間が中岳)が見えます。

Simg_6652不動明王像。3体あったうちに2体。「成田山」の彫りあり。江戸時代の不動信仰の信者さんが持ち上がったものでしょう。雲の上に美しく浮かぶ富士山の方に向いていました。風雨が厳しいはずなのに彫りが鮮明に残っているねと話しました。写真奥に見えるのは木曽御岳山。

無事にミッションを終えて青年小屋から観音平に下山、アルピコさんに来てもらって長躯唐沢鉱泉に戻り、念願の秘湯への入浴も果たしました。

南八ツ「漫歩」というには実は厳しい岩稜の登降もあったのですが、編笠や権現辺りの山々は親しみやすいのでぜひ皆さんとご一緒したいですね。無雪期シーズンの終わりに天気に恵まれたいい山歩きができました!

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高麗山トレーニング

台風一過、この機は逃してならず、と久しぶりに高来神社から高麗山・湘南平へのトレーニングコースにでかけました。湘南平の展望台ではすばらしい展望に恵まれました。

Simg_6739箱根連山から富士山への山並み。富士山に雲がかかっていますが、それにしてもすばらしい展望です。

Simg_6740眼下は大磯町。右に伊豆半島・天城方面が、海の向こうやや左に遠く伊豆大島が見えます。

Simg_6741東側に平塚の街が、江ノ島・三浦半島も見えますね。横浜のLタワーも見えましたよ。展望台にはボランティアに連れられて車椅子の方々もたくさんいらしていて、年に何度かの展望を楽しんでいらっしゃいました。

下山は昼なおさびしい、楊谷横穴遺跡・旧東海道の化粧坂を経て高来神社に戻りました。天気を見て、さっと行ける。そんなトレーニングコースが近くにあって自慢です。

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丹沢 セドノ沢

先輩ガイドと丹沢の沢に行ってきました。

Simg_6514戸沢に駐車して、水無川本谷からセドノ沢へ入谷。速いペースにあえぎながら、大滝ではザイルを出して直登。水温もそれほど下がっておらず、いい感じの沢登りでした。

Simg_6521急な詰めあがりを経て、表尾根の稜線に到達。独特の爽快感・達成感がありますね。北に丹沢三峰が眺められました。

Simg_6525表尾根を下っていくと、その先に三ノ塔が大きな姿を現しました。先輩ガイドはその昔、山頂にあった営業小屋に鮨詰めに寝かされたのを覚えているそうです。 峰峰はいくぶん赤味・黄味がかってきているようでした。「今年は秋の訪れが早いのかな」などと、あれこれ話しながら政次郎尾根を戸沢に下りました。

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早月尾根から剣に迫る

来夏のアミューズ社のプラン検討のために、早月尾根を登ってきました。平日で天気予報も南海上を台風がせまる中でいまひとつでしたので静かな山でした。

Simg_6450早月コースの魅力の一つは、池ノ平山などの迫力ある北方稜線を間近に見れることですね。撮影地として人気のある仙人池の反対側になります。10月ではもう黄葉も終わり加減がですが降雪を待つ時期のわびしさある風合いもいいものです。

Simg_6464夜行で翌朝に富山に到着後、調子に乗って一気に山頂に登りあがりました。ときに午後2時、誰もいませんでした。足元に、別山尾根から剣沢、今夏、何度か通った立山の大展望が開けました。槍ヶ岳や白馬なども見えましたよ。

Simg_6472この山頂に奈良~平安時代の遺物が残っていたということ。ふもとの博物館に所蔵されているということですがぜひ一度拝見したいものです。今年は映画「点の記」の影響で、登山者も2割ほど多かったようです。 自分はこれで今年のアルプスの峰も登り納めとなるようです。楽しませてもらって感謝です。

Simg_6485下山途中、毛勝山方面を臨む。登頂後、下りのほうがしんどかったですね。その日は早月小屋のあたたかいもてなしによく休んで、翌日に馬場島に戻って帰京しました。松尾平でお世話になっているガイド仲間Tさんのパーティーに遭遇しました(がんばって、と見送ったのですが北方稜線は台風により断念されたとか)。早月コースは、別山尾根に比べて、危険区間は短くなりますが、三点確保技術は必須、かつ日程も体力度もさらに要求されるでしょう。でも、昔ながらの名コース。チャレンジしがいがありますよ!

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ご参加 御礼 

昨日の歩きにすと講座 横浜教室にご参加いただきました方々、おつかれさまでした。

気象について、たくさんのことを一気にお話しさせていただきましたが、(いつものことながら)皆さんもお疲れになったのでは!?  天気図の記号なんかははしょったのですが・・・

打ち上げをしながら、Tさんが仰った「季節の雲などを季語などで理解する」というアイデアは気象学=物理の世界とまた別に、味わい深い勉強ができていいなあ、と思いました。雲のみならず、光の具合や、咲く花や、古来ある日本人の季節感を合わせて、世界が広がる気がしますね。(さすがTさん、水墨画のイメージを追って雪山に向かわれる方!)

さて、どうもムシムシしていたと思っていたら、今日は秋雨前線が出現して、これからしばらくすっきりしないお天気になりそうですね。週末、お出かけになる方は気をつけていってらしてください。(これからしばらく、東側に低気圧が向かえば注意ですよ)

私も久しぶりに山に、それも今年話題のあの北の山に「下見」に出かけられそうです。中旬には別に沢登りにも行けるかも !? 寒くなっているかな?

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